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たばこの本棚 5つの短篇と19の随想 【本】 開高健 編 ぶんか社文庫 2008年10月20日発刊 460円 (1979年 たばこの本棚5つの短篇と20の随想(青銅社)を文庫化したもの) ・現代は禁煙が主流を占め、愛煙家は肩身の狭い思いをしていることと思います。 こういったタバコを肯定する本は出版するのにも勇気がいることのように思います。が、開高健が編さんした本です。どの短編も思わず引き込まれてしまう文章ばかりです。光る一言半句が随所に現れています。 最後の開高さんの文章は、どこかで見たことの有る物ばかりなので、ファン以外はこの文章を目的で買う必要は無いと思いますが、タバコをテーマにした開高健の文章をまとめて読むことが出来るのは、面白かった。 帯の「最初の一服は気が遠くなる程うまかった。」も引き込まれる一文です。 まだまだ、開高健が関わった本は有るのでしょうか?もっともっと読みたい物です。 【目次】 月とシガレット/どうして彼は喫煙家になったか?(稲垣足穂) さて、煙草はどこだ(古井由吉) 父のたばこ(水上勉) 見識ある喫煙者(中村武志) 火の点いた煙草—一名・煙草蒐集家の奇禍(横光利一) 熊よけ(戸川幸夫) 煙が目にしみる(井上ひさし) 地中海便り(早乙女貢) 煙草と悪魔(芥川龍之介) 周五郎の火消し壺(杉山吉良) 旅と煙草(藤本義一) タバコの中の故人(宮柊二) たばここそ我が伴侶(秋山庄太郎) 煙草のこと(植谷雄高) タバコはわが人生(森敦) アラジンの煙草(東郷青児) ムツゴロウ愛煙記(畑正憲) おたばこさま(横山隆一) 煙草と兵隊(火野葦平) 夫とタバコ(十返千鶴子) 実益アリ(内田阨S) ぼんやりゆらり(近藤日出造) 仲間(三島由紀夫) ちょっと一服・あとがきにかえて(開高健) 嫌煙ブームの昨今なれど、たばこにはたばこだけが持つ味わいがある。その味わいは何ものにも変え難い魅力を秘めている。そんなたばこの魔力に魅入られた芸術家たちの珠玉の名作を、自らもたばこをこよなく愛した開高健が編纂した幻のアンソロジー。ファン待望の文庫化復刊。たばこから生まれた至高の文学をぜひご堪能あれ。 【関連記事】 ・ピカソはほんまに天才か 開高健 中公文庫 【本】 : http://xeno.at.webry.info/200807/article_12.html ・一言半句の戦場 開高健 集英社 【本】 : http://xeno.at.webry.info/200805/article_2.html ・サイゴンの十字架 開高健 光文社文庫 【本】 : http://xeno.at.webry.info/200803/article_32.html ・声の狩人 開高健 光文社文庫 【本】 : http://xeno.at.webry.info/200803/article_21.html ・過去と未来の国々 −中国と東欧− 開高健 光文社文庫 【本】 : http://xeno.at.webry.info/200803/article_17.html 楽天(楽天ブックス):たばこの本棚 【開高健】【たばこ】【タバコ】【煙草】 |
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